最近ネットでは『ティアキン』が話題になっていますが、私は今更ながらその前作である『ブレワイ』を始め、そしてハマってしまいました！
正直これだけ絶賛されていた作品なので今までゲーマーとして興味を持っていたのですが、以下の理由から今まで触れずに過ごしてきました。
- 次回作が出ることが予告されていたため、やるなら完結してからやりたい
- ゼルダの伝説シリーズは『時オカ』と『ムジュラ』で暗い・怖いイメージがあり、シリーズに苦手意識があった
- ゼルダの伝説シリーズに難しいイメージがあった
そして今回、無事に『ティアキン』も発売され、更にGWに『マリオオデッセイ』を遊んだことで「名作に触れないのは勿体ない」、「オデッセイがこれだけ快適なら、ブレワイもきっと快適に遊べるだろう」と思ったため、このタイミングで『ブレワイ』を始めました。
そして、「このゲーム、言われてるほどそんなに面白くなくね？しんどくね？」と思ったわけです。
多分同じように『ティアキン』が発売されたから『ブレワイ』を始めて、同じように「面白くないな……」とか「このゲームしんどいな」と思った方もいるのではないでしょうか？
今回は私が序盤に「しんどい」と思った理由と、それが如何にして解決され、ハマるまでに至ったのかを書いていきます。
この記事を通して、私と同じように「楽しく遊びたいけど……辛い」と思っている方を1人でも救えたら幸いです。
また本記事を書くにあたり、どうしても多少のネタバレが含まれてしまうため、ネタバレが苦手な方はここでブラウザバックをお願いします。
現在の進行状況
前提として、私の現在の進行状況やプレイ時間は以下のようになっています。
- プレイ時間：65時間以上
- 進行状況：四神獣解放まで
社会人が10日ちょっとで65時間以上遊んでいることを考えると、結構ハマってますね。
私が感じたストレスポイント
こちらは私が『ブレワイ』を2～3時間くらい遊んだ後くらいにつぶやいたツイートですが、最初の時点で結構ストレスを感じていたり、楽しめていないのが分かりますね。
そしてこちらは当時の検索履歴（上2つ）ですが、ここからも苦しんでいたのが分かりますね。
謎のゲーマーとしてのプライドだったと思うのですが、『ブレワイ』を楽しめない自分を受け入れられず、始めて2～3日は毎晩布団の中で同じようなことを思っている人がいないか検索してました。
それくらい色々な面でストレスを感じて楽しめていなかったわけですが、具体的には以下のようなストレスを感じていました。
- 武器の所持枠が少ないのに、すぐ壊れてしまう
- がんばりゲージが少ないため、走る距離も登る距離も短くなり、移動がだるい
- 武器がすぐに壊れるのが分かっているため、新しい武器を拾っても喜べない
- 素材の使い道が分からないため、探索や宝箱から素材見つかっても嬉しくない
- 序盤の盛り上がりが少なく、ストーリーにワクワクしない
『ブレワイ』を苦痛で止めた方なら共感できるポイントもあるかと思いますが、これらのストレスポイントがどのように解消されていったのか、1つずつ説明していこうと思います。
初期に感じたストレスとそこから解放されるまで
1. 武器の所持枠が少ないのに、すぐ壊れてしまう
これは未だに思っているのですが、このゲームは本当にすぐ武器が壊れますよね！
それなのに、序盤は武器の所持枠が少ないので、ダルさに拍車がかかるわけです。
武器の壊れやすさについては、ストーリーを進めたり、強い敵がいるエリアを探索することで徐々に壊れにくい装備が手に入り、解消されていきました。
あとは……慣れですね。
また武器の所持枠の少なさについても早い段階でコログの実を使って拡張できるようになったため、こちらも少しずつ解消されていきました。
しかし所持枠についてはストーリがー進むほど保持しておきたい武器も出てきたため、今現在も多少ストレスを感じています。
せっかくコレクション要素もあるわけですし、武器倉庫みたいなのがあれば良かったのですが、そこは『ティアキン』に期待したいですね。
ストレスから解放されるためのアドバイス
- コログの実で装備枠を拡張できるところまで、ストーリーを進めましょう。
道なりに進めば、拡張してくれるNPCに出会えます - 最初のエリアから馬宿を経由しつつ北上し、コログの森に行きましょう
- 優先して武器枠を拡張しましょう
- 攻略サイトを見て、自分が快適になるまでコログの実を集めましょう
2. がんばりゲージが少ないため、走る距離も登る距離も短くなり、移動がだるい
武器の壊れやすさの問題と同じくらい、がんばりゲージの少なさがストレスに感じた人が多いのでは無いでしょうか？
走るにしても、空を飛ぶにしても、泳ぐにしても、崖の上り下りをするにしても、このがんばりゲージが必要になります。
これが少ないと行動範囲がそれだけ狭くなるため、オープンワールドでありながら見えている場所に行けない、移動が面倒くさいという状況になるわけですね。
こちらの問題は手に入れた克服の証を優先的にがんばりゲージの増加に使うことで、かなり早い段階で解決しました。
大体3回くらい増やしたあたりで食事の効果も合わせると登りきれるところが増え、パラセールで横に移動できる距離も増え、ストレスから解放されました。
今思えば、あえて最初に移動面でストレスを与えることで、パラセールの気持ちよさやがんばりゲージの増加を通して成長を実感させたかったのかもしれないですね。
ストレスから解放されるためのアドバイス
- パラセール入手まで進める
- 攻略サイトを見て、自分が快適になるまで祠で克服の証を手に入れ、がんばりゲージを増やす
- がんばりゲージを増やす料理を利用する
3. 武器がすぐに壊れるのが分かっているため、新しい武器を拾っても喜べない
よくあるゲームだと宝箱から武器が出ると嬉しかったりしますが、『ブレワイ』では消耗品な上にすぐに壊れてしまうため、あまり喜べませんでした。
こちらは慣れもありますが、徐々に属性効果のついた武器が手に入るようになったり、攻撃力アップなどのオプション効果の付いた武器が手に入るようになることで、少しずつ喜べるタイミングも増えてきました。
ただしオプション効果が付き始めるのは結構後半からだと思うので、それまでは宝箱に何も期待しないようにするのが吉です。
ストレスから解放されるためのアドバイス
- 宝箱に期待しない
- オプション効果が付き始めるまで、ゲームを進める
4. 素材の使い道が分からないため、探索や宝箱から素材見つかっても嬉しくない
これは過去のゼルダの伝説シリーズの記憶に縛られてた部分であり、正直他のゲームであれば同じような状況であっても楽しめたと思うんですよね。
まさか『ゼルダの伝説』で防具の強化ができるなんて思わないですよね？
でも、『ブレワイ』ではできるんです！
ということで、大精霊に出会って防具の強化が解放されてからは素材の価値が分かるようになり、収集が楽しくなります。
更に探索が進むと強化段階もどんどん解放されるため、そうなると素材集めだけで数時間探索してるなんてよくある話ですね。
今日も休日だったのに素材集めだけで1日終わりましたが、マジでハマるとこんな感じになります。
ストレスから解放されるためのアドバイス
- 最初の街までストーリーを進め、近くの大妖精を見つける
- 鉱石を掘って、売って、防具を買う
5. 序盤の盛り上がりが少なく、ストーリーにワクワクしない
今回のストーリーは主人公が記憶喪失の状態から始まり、謎の声とお爺ちゃんに促される形で最初は進行していきます。
正直今までの作品と比べるとダンジョンが無いこともあり、盛り上がりにかける導入だった気がしました。
そのため、パラセールを入手して世界が広がるまではストーリーにもワクワクせず、本気で『ゼルダの伝説』シリーズは合わないのかな、なんて思ったりしていました。
しかし蓋を開けてみれば壮大なストーリーになっていて、徐々に昔の記憶を取り戻すことで、ヒロインや過去の仲間の掘り下げが行われ、どんどんどんどんどんどんストーリーに引き込まれていきます！
特に「ウツシエの記憶」と言うチャレンジで過去のエピソードを見ることができるのですが、そこでのエピソードを観た上で神獣を攻略すると、もう感情がぐちゃぐちゃになったりします。
『ブレワイ』は現時点で既に過去遊んできたゲームの中でも群を抜いて素晴らしいゲームだと思っていますが、1番評価ポイントはストーリーの魅力だと思っています。
特に「風の神獣」で登場するリーバルがマジで格好良くてリンクとの関係性が熱く、最後の展開は感激して泣き続けるくらい良かったのでオススメです！
ストレスから解放されるためのアドバイス
- ストーリーを進める
- 「ウツシエの記憶」を進める
- 「水の神獣（全体マップの東側）」か「風の神獣（全体マップの北西）」を進める
『ブレワイ』はやればやるほどストレスから解放され、楽しくなるゲーム
ここまで色々書いてきましたが、『ブレワイ』は意図してか序盤のストレス要素が多く、進めるほどにそれらが解消される仕組みになっています。
更にチュートリアルも最小限になっていることもあり、普通に遊んでるだけだと気づけないくらい、色々なテクニックもあります。
ゲームを遊ぶことでストレス要素も減り、更に遊び方を知ることでどんどん楽しくなってくるため、私と同じように序盤でしんどくなった方は是非もう少しだけ頑張ってみたり、攻略サイトの力を借りて早めに快適に遊べるようにすると良いでしょう！
そうすることで、もしかしたら数時間後に『ブレワイ』を楽しめているあなたがいる……かもしれませんよ？
