【展覧会】美術館・博物館を巡る旅! in 佐倉市・千葉市

どうも、こんにちは!

毎日熱い日が続いていたのでまだ夏だと思っていましたが、暦上ではもうすぐ11月、つまり前回の更新からまだ時間が空いてしまいました!

毎月2箇所近く企画展に行ってるので紹介した企画展やその話がいくつかストックされているのですが、今回は8月末に行った佐倉市・千葉市にある美術館と博物館の話を書いていこうと思います。

最近話題になっていた『DIC川村記念美術館』にも行きましたし、良い作品や良い博物館にも出会えたので、今回も簡単に紹介していきます。

DIC川村記念美術館

サイト

https://kawamura-museum.dic.co.jp

感想

最近休館することが発表され、色々と話題に『DIC川村記念美術館』。

実は私が行ったその日に休館が発表されたので、ギリギリ人の少ないタイミングで行くことができました。

こちらの美術館は佐倉市に縁のある人たちからオススメされていまして、全く別ルートの人たちから近いタイミングで話にあがったこともあり、かなり興味を持っていました。

ただ距離の問題で気軽に週末に行くことはできず、宿泊前提で予定を組むしか無かったため、今年の夏休みに予定を組んで、どうにか今回行くことができました。

こちらの美術館には大きな庭もあり、そこを歩いているだけでもうめちゃくちゃ気持ちが良くて、これだけで心が満たされるくらい良い庭でした!

展示作品については、ちょうど企画展が終わったタイミングだったので常設されている作品しか観ることができませんでしたが、一企業が所有している作品群であることを考えると、かなり作品の数も内容もスゴイんだろうなと素人ながら思いました。

正直近代美術についてはそんな分からないので、後半に展示されている作品については「ふーん、なるほどね(分からない)」って感じでしたが、前半に飾られている印象派の作品などは観ていて惹かれる作品もあり、楽しむことができました。

特に最初の方に飾られていた『薔薇と藤のある家(アンリ・ル・シダネル)』が引き込まれる作品で、一目で心に刺さり、しばらくずっと観ているくらい、心奪われる作品でした。

色々な企画展に足を運んでいますが、ここまで心を持っていかれる作品にはなかなか出会えないので、この作品に出会えただけで今回の旅行は大成功と言えるでしょう。

『DIC川村記念美術館』が今後どうなるのかまだ不明瞭なところもありますが、いい作品も多いですし、どうやらレストランも良いとのことなので、どうにかチャンスを作ってもう1回、どこかでもう1回足を運べたらと思っています。

深沢幸雄展-彫版に依って歌う詩人

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感想

次は『佐倉市立美術館』に行ってきました!

こちらは元々銀行だった建物を美術館にしたそうで、外装だけでなく入口部分も特徴的で、教科書で見た銀行の雰囲気も楽しめる美術館でした。

こちらの美術館では『深沢幸雄展』が開催されていたため、ちょっと苦手そうな雰囲気を感じつつも展示を観ることにしました。

深沢幸雄さんの作品は検索してもらえればいっぱい画像が出てきますが、とにかく独特な世界観で暗い雰囲気の作品が多く、世界観は理解できず、暗い気持ちにもなっていき、すごく心が疲弊する企画展でした。

芸術家のこういう独特な世界観を理解できる人たちってスゴイですよね。

私にはまだまだ難しそうです。

国立歴史民俗博物館

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感想

次に行ったのがここ、『国立歴史民俗博物館』

ここが本当の本当に最高でした!

こちらの博物館では歴史的な資料が多く展示されており、氷河期から現代まで多くの資料と共に歴史を追うことができます。

展示量が多いだけでなく、その展示内容もとても面白いものが多かったので、1つの展示室だけで1時間以上かかっていました。

その展示室が全部で6つもある!そして、予定していた時間は2時間!時間が足りない!

ということで、残念ながらほとんどの展示室をラノベの絵だけを観るかの如く雰囲気だけ楽しんで終わり、後ろ髪を引かれながら博物館を後にしました。

本当に面白い展示が多いので、『国立歴史民俗博物館』に足を運ぶ際は1日スケジュールを抑えておくことをオススメします。

PROJECT UMINOUE「五十嵐靖晃 海風」

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感想

ここからは2日目に入り、最初に行ったのは『千葉県立美術館』

海が近いということもあり、美術館に向かっている途中からすごく空気が気持ちよかった記憶があります。

開催されていた企画展は『PROJECT UMINOUE「五十嵐靖晃 海風」』

これまた今まで参加してきた企画展と異なり、とあるプロジェクトの展示という感じでした。

展示室に入ると、写真のような展示があり、幻想的な世界を作り出していました。

写真下部をよく見ると青い糸のようなものがありますが、こちらが海を模し、天井から吊るされている毛糸玉が星を表現しているようです。

作品よりもプロジェクトの成果や資料の方が多かった気がするので、「作品を観る」と言うより「資料を見る」ような展示ではありましたが、プロジェクトの内容が本当に優しさに満ち溢れていて、違った方向に良い展覧会でした。

因みに、常設展も観たかったのですが、この時期は残念ながら開催されていませんでした。

千葉市美術館

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感想

次に行ったのは『千葉市美術館』で、丁度企画展が開催されていなかったため、常設展だけ観てきました。

こちらの建物も確か元々銀行だったようで、言われてみれば確かに銀行っぽい外装でした。

常設展では日本の絵画も多く展示されており、あまり日本の絵画を観る機会が少なかったので新鮮でした。

これと言って私の好みで心に刺さる作品はありませんでしたが、全体的に良い作品が多くて入場料を考えたらかなり満足感が味わえる展示だったと思います。

今住んでいるところも近くに美術館がありますが、常設展が充実している美術館が近くにあるとふとした時に足を運べるので良いですね!

千葉県立中央博物館

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感想

最後に行ったのは『千葉県立中央博物館』

こちらでは『万祝博覧会 -海をまとう-』という企画展も行われていたため、常設展と企画展の両方を観てきました!

常設展では千葉の地層の話や生息している生き物に関する展示がされており、元々高校生まで千葉県に住んでいたこともあってとても楽しめる展示になっていました。

特に近年発見されて名付けられた「チバニアン」の話とか、元々気にはなっていたので非常に興味深かったです。

また企画展では「万祝」と言う漁師の間で広まった大漁を祝うハッピみたいな展示が行われていたのですが、こちらは残念ながら興味が湧かなかったため、軽く観ただけで終わりました。

正直6件目ということもあって疲れていたので、順番が違ったらもう少し楽しめたのかもしれませんね。

千葉にも良い美術館・博物館がいっぱい!

改めて、今回の旅行では以下の美術館と博物館に行ってきました。

  • DIC川村記念美術館
  • 佐倉市立美術館
  • 国立歴史民俗博物館
  • 千葉県立美術館
  • 千葉市美術館
  • 千葉県立中央博物館

箱根旅行の時は1日3箇所とか巡っても何も感じませんでしたが、普通にハードスケジュールでした。

ただ『DIC川村記念美術館』は休館前に訪れることができ、更に心惹かれる作品にも出会えたので本当に良い旅行になったと思います。

他にも『国立歴史民族博物館』と言う面白い展示が多い博物館にも出会え、新しい興味の扉が開けたのも良かったです。

ちょっとアクセスが悪いので次の機会がいつになるかは分かりませんが、まだまだ観たりないものも多くあるので、機会があればまた千葉市や佐倉市に足を運びたいと思います!

それにしても暑かった!!!!

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