どうも、こんにちは!
今回は昨年から楽しみにしていた展覧会である、『ゴッホ・アライブ』に行ってきました!
今回は五感で楽しむタイプの没入型展覧会になり、いつもと大きく異なるタイプの展覧会となりましたが、分からないなりに楽しんできました。
イベント情報
開催期間(東京展):2024年1月6日~2024年3月31日
場所:寺田倉庫G1ビル
「夜のカフェ・テラス」が観るため、いざ品川へ
昨年の箱根旅行の際に出会い、私が本格的に美術館巡りにハマるキッカケになった「夜のカフェ・テラス」。
その作品が観られそうだと言うことが分かったので、去年からずっと楽しみにしていた展覧会に、ようやく来られました!
場所は品川、どうやら倉庫で開催されているということで、どんな感じになっているのか、巡ることになるのか、すごい楽しみにしていました。
(この時点では、普段の展覧会のように歩きながら飾られている作品を観る形式だと勘違いしていました)
建物に入ると大きな「星月夜」がお出迎え
開催されている倉庫に入ると、ゴッホの作品である大きな「星月夜」が飾られていました!
子供の頃はゴッホといえば「ひまわり」しか知りませんでしたが、この「星月夜」もゴッホの代表的な作品です。
「夜のカフェ・テラス」もそうですが、ゴッホのこの夜空の表現と光の表現が心惹かれて好きなんですよね。
そして会場ではARでゴッホを呼び出せるサービスが提供されており、こんな感じでゴッホと一緒に写真を撮ることができます。
……まぁ全然使わなかったんですけどね。
五感で楽しむ企画展
エレベーターで会場に行くと、最初にゴッホのひまわりと言葉が。
この時点ではゴッホの人生について何も知らなかったので「なんか格好良いな」くらいにしか思いませんでしたが、今改めて見るとゴッホの狂気っぷりも相まって少し重い感情を感じてしまいます。
そして数品ほど絵画が飾られた部屋を観た後、メインである巨大スクリーンに囲まれた会場へ。
この会場は大きい部屋がいくつかの壁や仕切りで仕切られ、画像のように壁の全面にたくさんのスクリーンが設置されていました。
この時点ではこの先で通常の企画展のようにゴッホの作品を楽しめるのかと思っていましたが、『ゴッホ・アライブ』のメインコンテンツはこれだけであり、他は最初の数品ほどの作品と映えスポットだけとなります。
ここではゴッホの人生を作品と言葉と共に追っていくような流れとなっており、確か30分?45分?くらいのコンテンツになります。
見どころに「五感で楽しむ」とあるように、映像と共にクラシックミュージックが流れ、またアロマの香りも楽しむことができます。
クラシックミュージックは結構好きなので、大音量で聴けるだけでも私としては大満足でした!
スクリーンには色々な作品が映し出されるのですが、このように場所によって微妙に映る作品が異なります。
また、一部床にも映像が映し出されるため、全ての作品を楽しみたい場合は2~3週する必要があります。
そして私の観たかった作品はと言うと、残念ながら遠くのスクリーンにしか映らず、更に平日でありながらかなり混雑していたため、残念ながら目の前で楽しむことはできませんでした。
次にどこかで展示される機会があったら、必ず目の前で楽しみたいと思います。
こちらはゴッホが病気で苦しんでいた頃に書いた作品だった気がしますが、個人的に惹かれた作品になります。
私はあまり絵については分かりませんが、病気の影響でパースが狂ってるとかだったと思います。
「夜のカフェ・テラス」もそうですが、もしかしたらこういうゴッホの狂気性と言うか、少し歪んでるところに魅力を感じているのかもしれないです。
そして作品名は分かりませんが、こちらの作品も魅力的でした。
この夜空の色使いと光の表現が本当に好きなんですよね!
そして会場入口にもあった「星月夜」、惹き込まれたら抜け出せなくなるような、そんな恐ろしい魅力を秘めた作品です。
最後は動画になりますが、会場ではこのように作品がぐにょぐにょ動いたり、光ったりと視覚的に楽しめるような演出もされていました。
動画を見返していたら、あの空間の雰囲気を思い出してまた行きたくなってきました。
ただもう今月いっぱいで展示も終わり、もう休みを取れるタイミングは無さそうなので、この思いは次回の没入型展覧会、モネの時に晴らそうと思います!
今どきっぽく映えスポットもあるよ!
作品を観た後は(映えスポットだと知らず)映えスポットへ。
ガラス張りの部屋が小さな電球のついた仕切りによって仕切られ、狭い通路を何回も往復するような形になっていました。
床にはあの夜空の作品が描かれており、私には分かりませんが多分これが映えるのでしょう、きっと。
そして最後も映えスポットで、ひまわりに囲まれた部屋がありました。
数ある花の中で「ひまわり」が1番好きなので、この部屋はとても幸せ空間でした。
自発的に楽しめるいつもの展覧会と受け身で楽しめる特殊な展覧会
今回行った『ゴッホ・アライブ』は没入型展覧会と言うことで、普段の展覧会とは全く異なる魅せ方をしていました。
普段の展覧会が「自発的に楽しむタイプの展覧会」だとすると、今回の展覧会は「受け身で楽しむタイプの展覧会」だったかなと思いました。
基本的に私は前者の方が好きですが、年に1~2回くらいは今回のように受け身で楽しめる展覧会も刺激的で良いですね。
そして次回は7月~9月に『モネ&フレンズ・アライブ』が東京で開催され、印象派の作品をまた五感で楽しむことができるようなので、こちらも是非行きたいと思います!
また、今回の展覧会では「ゴッホのことをもっと知っておけば、もっと楽しめたのに」と終わった後に少し公開したので、モネの時までにモネについて理解を深め、より一層楽しめるよう準備しておこうと思います。
とりあえず、積読しているモネの本を読もうかな。